2023-05-14から1日間の記事一覧

珍獣旅行第一夜 後編

ホテルに帰還した我々は先程の汗を流す為、最上階の大浴場に向かった。 いままで散々遊びまくったが、今回の旅のコンセプトは「高級ホテルの最上階で下民を見下しながら乾杯する」こと。パッと見悪趣味にも程があるコンセプトだが、我々はこの機会を1年間待…

福岡珍獣旅行 第一夜 前編

これは2月16日〜18日に珍獣3人で福岡のまちを遊び歩いた時の記録である。 何故今更こんな物を書いているかと言うと、自分が何処まで物事を詳細に覚えているのかというふとした疑問と、振り返る暇が無かった哀しさによるもの。 やっぱりいくつになっても、男…

音楽を聴くメガネ虫#9 Images And Words

Dream Theater 『Images And Words』 中心メンバーが名門音大出身の凄腕集団が練り上げた至極の2ndアルバムで、プログレを語るにおいて絶対に外せない1枚。 プログレッシブというと長い、重苦しい、地味…といったイメージが付随しているが(実際そう)声を大に…

音楽を聴くメガネ虫#8 CIGARETTES AFTER SEX

CIGARETTES AFTER SEX『CIGARETTES AFTER SEX』 官能的で、美しい闇に浸る。 ただ、それだけ。

音楽を聴くメガネ虫#7 Inhuman Rampage

DragonForce『Inhuman Rampage』 このバンドを聴く時、最も正しいと思われる姿勢がある。 それは鼻で笑いながら聴くこと。 ダッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ…

音楽を聴くメガネ虫#6 FOLLOW ME UP

坂本真綾『FOLLOW ME UP』 当時一番ハマっていたバンド、フジファブリックの初代ボーカル志村が「坂本真綾はめちゃくちゃ良い」と頻りに言っていたので前々から気にはなっていたが、「声優てw」と軽んじて放置していた。 それから少し経って、気まぐれに昔録…

音楽を聴くメガネ虫#5 Lean Into It

MR.BIG 『Lean Into It』 アルバムの1曲目最強候補決定戦1位に推します。 『Daddy, Brother, Lover, Little Boy』 ガチのマジで名曲過ぎて、ハードロック拗らせた奴は大体ステージ上でドリル持って暴れまくる妄想をしてきたと思う。 …俺だけじゃないと思いた…

音楽を聴くメガネ虫#4 The Captain and Me

THE DOOBIE BROTHERS『The Captain and Me』 衝撃が走った。 居間でSUBARUのCMが流れた時である。 なっ何だこの曲は…ドチャクソカッケェ…!今すぐ近所のTSUTAYAに行かねば…! そんな衝動借り(?)した記憶があるこのアルバム。 『China Grove』『Without You…

音楽を聴くメガネ虫#3 Seize the Power

yonaka『Seize the Power』 UKロックの影が薄くなって早数十年。 音楽チャートはレゲトンが独占し、HIPHOPですら最早時代遅れと化してきた魔境の現代に、ダークでパワフルな世界観を引っ提げたパワー系のブチギレ少女が爆誕した。 E.P「Teach Me To Fight」…

音楽を聴くメガネ虫#2 燦燦

・神保彰『燦燦』 ドラムセットにMIDIを仕込み一人でメロディとリズムを演奏する「ワンマンオーケストラ」の奏者で、100曲以上の新曲を毎年創り出し、そこら辺の鉛筆と金魚鉢を使ってハイレベルな演奏をし出す… という天才過ぎて文字が事実に追い付かない、…

音楽を聴くメガネ虫 #1 Cracker Island

・Gorillaz 『Cracker Island』 前作Song Machineがコンセプト通りのハチャメチャ具合で通して聴くのは少し辛いな…と思っていたらコイツがきた。 今回のコンセプトは「カルト宗教」。 は? アルバムを通して聞くとデーモン・アルバーンの最大の武器である胡…

音楽を聴くメガネ虫#0

まだサッチムシだった頃、趣味が転じて好きなアーティストを紹介するブログを作っていた。 クラスでは中々喋れないし、音楽板は常に荒れてるから嫌だし、ブログなら閉鎖空間でも喋れるもんね…という、音楽知識の欠片も無いイモムシは熱量だけで細々と、誰も…