音楽を聴くメガネ虫 #1 Cracker Island

 

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Gorillaz

『Cracker Island』

前作Song Machineがコンセプト通りのハチャメチャ具合で通して聴くのは少し辛いな…と思っていたらコイツがきた。

今回のコンセプトは「カルト宗教」。

は?

アルバムを通して聞くとデーモン・アルバーンの最大の武器である胡散臭くさ、気だるげさが特に楽曲に活かされている印象。

ベース界1気持ち悪いアニオタことThundercatを連れて来た表題曲『Cracker Island 』も胡散臭さ爆裂で「そうだよエルトンジョン連れて来て悦に浸ってる場合じゃねぇよ」と後方腕組彼氏面をする他無いし、『SilentRunning』の切なさに押し潰されそうになる感じ、音が次から次へと畳み掛けてくる初期ラップ曲っぽい趣の『New Gold 』、Bad Bunnyの『Tormenta』は(うわぁ〜…マジかよ…)って感じで期待してなかったけど、音楽において言語って最早どうでもいいんだなってなるくらい、めちゃくちゃ良い。流石に昨今のチャートを独占し続けるレゲエの頂点は伊達じゃなかった。

どうしたGorillaz

今までで一番良いアルバムだぞ。