アイマス劇場版観たよという話
お疲れ様です。こだめがです。
いやー大変長らくお待たせ致しました
ばるたんくん。
観ましたよ、輝きの向こう側へ。
とりあえず2週繰り返し観た感想を簡潔ながら述べていこうと思います。
が、あくまで僕個人の意見です。
だからもし逆鱗に触れたとしても
「こいつわかってねーな」と笑って許して欲しい。
僕はこう感じたよ、そう思ったよってだけなので。
良かったところ
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765プロアイドルの成長
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眠り姫
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後輩たちの存在
1,765プロアイドルの成長
先にこの映画観終わった率直な感想を一言で言うと、
部活のOBとして見学行った気分になりました。
いやー皆成長したなぁオイ(半泣き)
だってよ、あの春香がリーダー的存在になったんだぜ?
この子が皆の先陣を切る人物なのは知ってたし、そういった場面が何度もアニメシリーズで描かれてはいたものの、「後輩に背中を追いかけられる憧れの人間」になる春香を観られるとは夢にも思わなかったからなんか観てるこっちまで嬉しくなっちゃった。
でも律子もしっかりP寄りの目線としてメンバーにアドバイス送ったりとか、自分もしっかりアイドルとしてダンス練習参加しちゃうとことか。
美希がハリウッド進出してもマイペースな所が変わってなかったりとか。
伊織の歯に衣着せぬ言い方で意見言ったりするんだけど、ちゃんと皆への愛が篭ってたりする所とか。
成長したけど皆変わってない所もあったり、そーゆー場面観てるとなんだか無性にほっこりするし、「ああ、Pが居なくなってもこの子たちならやっていけるんだろうな」と我々観客に対して想像を働かせてくれる細やかな部分が徹底していたのがすごく好きです。
2,眠り姫
開始5分。
あれ?おれ何借りてきたんだっけ?と思った瞬間。
アイドルアニメを借りてきたつもりが、なんか作画演技共々気合いの入った能力バトルが展開される。
いきなり映画の中で映画の予告が始まっていた…!
何を言ってるかわからねーと思うが(ry
あの空手シーンの真カッコよすぎてヤバい。彼女の雨に混じった汗を販売してくれたら買います。3万までなら出します(迫真)
あれ普通にカッコよかったし面白そうだから何かしらで映像化してくれないかな。
なんかアレだけやってはい終了はちょっと勿体なくない?
3,後輩たちの存在
765プロの後輩として出演したキャラ達、なんかどっかで聞いたような名前〜と思ったらなるほどね、ミリオンシアターのキャラたちなのね。ほう。ほう。
アイドル辞めようと苦悩した子もフォロー力が尋常じゃなかった関西弁の子ももちろん可愛かったけど、
やっぱりこの映画のサブタイ「春香VS北沢志保」と言ってもいいくらい、彼女が1番目立ってた子なんじゃないだろうか。
出来ない奴は捨ておこうとするストイックさ、やるからには一流の結果を求めるプロ根性の強さ。そして14歳としての人間的な危うさといった彼女の未熟さはどうにも765プロ全員の「輝きに辿り着くまでの道程」を思い起こさせてくれたし、だからこそ作中春香達も心配になったんだろう。
昔の私たちとそっくりだと。
劇中彼女たちからありとあらゆる文句や愚痴が飛んでくるものの、後輩たちに向けて「何かこの子達の力になってあげなくては」と一致団結した765プロたちの信頼感、先輩力、包容力はこれまでの彼女たちの道程を思い起こさせてくれて本当に観てて泣きそうになったし、そういった対比構造として見てもやっぱり北沢さんという魅力的なキャラが居てくれて良かったなーと思った。
うーん…?となったところ
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苦痛すぎる中盤問題
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えっライブ1曲だけなの問題
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えっ推しが喋らないんだけど問題
1,シナリオ中盤について
みんなで楽しく合宿〜!
までは非常に良かった。
ただ、そこからミリオンシアター組の調子がおかしくなってくる。
「ステージに立つのが怖い」
「アイドルを辞めたい」
「出来ないなら辞めて」
ん…?
この展開なんか観たことあるぞ…?
いやしょうがない。アイドルものにこういった展開は常套句だし、そういう問題を乗り越えてトップアイドルに成長していくってのがアイマスのシナリオの売りだろうしね。
いや彼女たちの気持ちは痛いほどよく分かるんだよ。憧れの先輩の大舞台で失敗したくない気持ちは誰にだってあるから。
ただ…ここのうだうだシーンが結構単調だし、ここに割く時間が割と長め…。映画の時間5割くらい持っていかれたので
(そこに時間使うならもうちょっとライブシーン増やしてよ…)
と思った。
あと北沢さんの「なんであなたがリーダーなんですか」発言はちょっとカチンときた。
いやおめーがそれを言う権利はねぇだろ!!!!!
いや確かに春香はリーダー向きでは無いかもしれないよ?でもお前さ、散々ぱらチーム掻き乱しといてその発言はねぇだろ。
まあ確かにね?春香が今までどれだけ苦労して成長して来たのかは我々視聴者と765プロ勢だけが分かってる事なのであって、北沢さんには辛さがあんまり伝わってないからこそ飛び出た発言なんだろう。それはわかる。
ただこの後の伊織ちゃんの白黒ハッキリした対応は彼女の魅力が凄く滲み出て
非ッッッ常に良かった!!!
ここほんとすき。劇中1番すき。
2,ライブの少なさ
えっあれだけ引っ張ったのにライブ1曲しかやってくれないんですか(本音)
いやわかる。
尺の関係とか予算の都合上なんだろうってのは大変よくわかるよ。
合宿で練習といった体でダンスシーンもあったし、そっちで我慢せいという気持ちもわかる。
でもアイマスというコンテンツは個人的に楽曲、音楽の視点から観ても大好きな作品だったので、ちょっと心のどこかで物足りなさは感じたよね。せめて軽くメドレーくらいやって欲しかった…
あ、でも新曲マスターピースも勿論カッコよかったです。
ただあんだけ暗い中盤を長々挟んでた割に
ちょっと盛り上がりにかけた楽曲やなー…と思ってしまったのは正直なところ。
それと3DCGか…うーん…
まあしゃーないわな。
2,キャラへのフォーカス比重
春香VS後輩!
それはいいんだけどさ。
春香以外…皆あんま喋ってくれへん…
特にあずささん!
アンタ何か喋ってた?劇中「あらあら〜」しか言ってなくない?
貴音さんに至っては何喋ってたのか全く記憶にございませんぞ。
でもまぁ…こればっかりはね、しょうがないんだろうね。
たった2時間の枠で1人1人にフォーカス当てる事なんて不可能に近いし、ましてや後輩という新キャラまで出てきちゃったんだから。
ただ、後輩が関わることによって成長が明確になった765プロという題材自体はすごく良かったので、この内容を3分割、ライブシーンのやキャラにフォーカスを当てた増量版をOVAかなんかで出してくれれば…とちょっと思ってしまった。
まとめ
「成長過程を観てきたファンに対してのおまけ的要素強めの映像」といった点で視聴するであれば、この映画は最高でした。
でもなんか性急というか荒削りというか…色々と惜しい…惜しくない?
終わり